久石譲、早稲田に来る!

あれは、僕が早稲田大学文化構想学部に入学して1、2ヶ月が過ぎようとしていた頃でした。友達からの1通のメールにこうありました。
「今日、久石譲が早稲田に来るらしいよ!」
久石譲!?久石譲といえば、スタジオジブリの映画の音楽を手がけていることで有名な音楽家です。僕はスタジオジブリの映画が大好きで、スタジオジブリの映画を題材にレポートを書き上げるほどでした。 そんな僕にとってこのメールは4限の必修のドイツ語をサボらせるのに十分すぎました。

久石譲さんが講義をなさる授業名は「マスターズ・オブ・シネマ」
僕はその授業を履修していなかったのですが、大学の授業はその授業を登録していなくてもだいたいの授業は受けられます。人数が多すぎて、誰が何に登録しているか把握しきれませんからね(笑)。他の授業に「もぐる」なんて言いますが、もしかしたら聞いたことある人もいるかもしれませんね。

いざ、講義が始まり、久石さんが登場しました。とても気さくなおじさんで、話がおもしろく、特に生で演奏された「風の谷のナウシカ」は聴いていて鳥肌がたちました。 「風の谷のナウシカ」の劇中で流れてくる「ランランララランランラン~♪」という少女が歌うテーマは実は久石さんの娘さん(当時4歳)が歌っていたという話には驚きました。

このように、早稲田大学では各界の著名な方が講義や講演をすることがあります。中国で国家主席を務めた胡錦濤氏が早稲田大学で講演をなさったときは、ものすごい警備の人の数で何があったのかと思いました(笑)。

僕が知っている早稲田はたぶん全体の10%にも満たないと思っています。4年間では時間が全然足りません(笑)
きっと僕の全然知らない早稲田の良いところがまだまだたくさんあると思います。ぜひみなさんだけしかしらない早稲田の良いところを発見してください!
みなさんが後輩になってくれるのを楽しみにしています。
頑張ってください!!