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何も与えてはくれないが、望めば何でもできる

早稲田大学を第一志望にして、受験勉強に励んだ１年間。お世話になった先生によく言われたことが、
「早稲田大学は何も与えてはくれない。でも、自らが望めば何でもできる、それが早稲田大学の魅力なんだよ。」
ということでした。
　 早稲田大学に入る前は、当然その意味など分からなかったし、早稲田大学に在学中も、その意味を本当に正しく理解し、実践できていたのかは分かりません。ただ、今社会人という立場になって、大学時代を振り返った時、何となくその意味が分かる気がします。大学の魅力…授業・図書館・教授・留学・サークル・バイト・飲み会etc たくさんあると思いますが、自分にとって早稲田大学に行って一番良かったと思うことが、「人との出会い」でした。早稲田大学は「人種のるつぼ」などと称されることもあるように、本当に色々な人がいます。こんな優秀な人に出会ったことないと思うこともあれば、こんな変なやつ見たことないと思うこともあるでしょう。出会いのチャンスは無限にあります。ただ、その出会いを自分のものにできるかどうかは、自分から積極的に出会おうとするかどうかによるんだと思います。何かをやろうとしたとき、自分ひとりの力では限界があります。でも、それを理解し、支えてくれる仲間がいれば、その限界はなくなります。そして、早稲田大学には自分がやりたいことがあったとき、それを支えてくれる人が必ずいます。ただ、その出会いは自分が動かないとやってきません。だから、早稲田大学は「何も与えてはくれないが、望めば何でもできる大学」なんだと思います。
早稲田大学の学生になり、色々な人と出会ってください。そして、たくさんのカルチャーショックをうけてください。最幸の早稲田ライフを送れるよう祈っています！！